読書 よかった本を紹介します。 ご参考になればと思います。
「野草の名前 春」 写真・解説/高橋勝雄 (山と渓谷社 2002年4月1日)
この山渓名前図鑑は、写真も多く、和名の由来と見分け方がわかりやすく解説されており、名前を理解し、記憶するのき便利である。別に夏、秋冬編
の2冊もある。
「患者革命」 納得の医療、納得の死 中島みち (岩波アクティブ新書 岩波書店 2002年1月11日)
著者は、30年前から、姉の癌での死後、志して中央大学大学院(修士)で刑事法を専攻。自分と夫の癌治療の経験から、患者の立場から、告知、尊厳死などを中心とて医療の問題に取組む。
「日本の戦後上 私達は間違っていたか」 田原総一朗 (講談社 2003年9月26日)
上巻では、1934年生まれの著者が自分の戦後体験を振り返りながら、戦後の吉田茂、岸信介、池田勇人、社会党を検証する。
下巻もすでに出ている。
「セザンヌは何を描いたか」 吉田秀和著 (白水社1988年)
著者が、本になるまで、ひどく苦労した本と書いている。著者のセザンヌに関する関心の核心を書いた本である。
「ヴィヴァン 新装版25人の画家」 全25冊 高階秀爾監修 (講談社 1995年版)
クールベ から ピカソ までの西洋絵画の巨匠25名の作品集である。写真印刷がよく、みて楽しめる。
「仏教とはなにか」 山折哲雄著 中公新書 (中央公論新社)
副題の「ブツダ誕生から現在宗教まで」が示しているように、ブツダの人生を考えることから始めて、現在宗教へアプローチをしている。
「花のギャラリー」 小林頼子著 (八坂書店)
ローマ時代のスタビア出土品から、20世紀始めまで、70もの花の名画が出てきて、花でつづる西洋絵画の歴史である。
「中高年健康常識を疑う」 柴田 博 講談社選書メチエ (講談社)
地域の高齢者の学際的研究のリーダーを長年勤めてきて、単なる「老年医学」の専門家ではなく、「老年学」の専門家である。
「一万年の旅路 ネイティブ・アメリカンの口承史」 ポーラ・アンダーウッド著 星川淳訳 (翔泳社)
1万年前アジアの地を旅立ち、北米に移り住むまでの壮大な口承史。民族の知恵がどのように伝承されて行ったかが、興味深い。
「老いじたく覚書き あなたを守り 家族を支える安心ノート」 野原すみれ&虹の仲間 (晩聲社)
老いを感じたら、客観的に冷静に老いと向き合い対策を練ることを著者は勧めている。そのための実務の書
「炎の画家 三岸節子」 吉武輝子 著 (文藝春秋)
19歳の「自画像」から、93歳の「さいたさいた桜が咲いた」までの生涯を描いた力作
「じぶん・・・・この不思議な存在」 鷲田清一 著 (講談社現代新書)
臨床哲学を開拓した哲学者。モードから介護の現場まで幅広い視野で取り組む人。 自者と他者を考える本。
「昭和史」 半藤一利 著 (平凡社)
昭和のいろいろのことをわかりやすく書いてある。大変面白く、一気に読んだ本